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「おしっこが近くて困る」(頻尿)
「急におしっこに行きたくなったら我慢できない」
(尿意切迫感)
「トイレに行くのが間に合わずに漏れてしまう」(尿失禁)
といった症状でお悩みではないですか?

膀胱炎や膀胱がん、前立腺肥大症などの病気でもおこる症状ですが、それらの病気にかかっていなくても、尿意切迫感・頻尿・切迫性尿失禁といった症状を有する状態を「過活動膀胱」と呼びます。
日本で行なわれた調査によると、8人に1人(約800万人)がこの病気で悩んでおられると判明しました。しかし、その中の3人に1人の患者さんしか病院に通っていません。病院に行かない理由としては、恥ずかしくて・・・という羞恥心と、病気とは知らなかった・・・などの不認知とが半々となっています。
過活動膀胱であれば、薬物療法などで80%以上の方が治る病気ですので、もしこのような頻尿・尿失禁などの症状でお悩みであれば、諦めたり恥ずかしがったりしないで病院を受診して、快適な生活を取り戻してみてはいかがでしょうか。

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【デトルシトール】
世界で最も汎用されている過活動膀胱治療薬です。
日本では2006年6月に発売されました。 |


急におしっこがしたくなり、トイレに駆け込もうとしても我慢しきれずに漏らしてしまう。冷たい水を使ったときや水の音を聞いたときに、急に尿意を感じたりするのが切迫性尿失禁です。
尿意を感じてからトイレに行くまで間に合わずにもらしてしまうタイプの尿失禁。尿意や刺激などに反応して膀胱が勝手に収縮してしまう、膀胱の過活動によって起こります。
膀胱が過敏で不安定になり収縮してしまうのには、さまざまな原因があるといわれています。例えば、寒さや湿気の多さ、冷え、生理の前、性交、冷たい水の使用、流れる水の音を聞いた時の刺激などがあげられます。膀胱そのものが小さい場合、不安定な収縮を起こす場合、そのどちらでもなく尿意を感じると我慢がきかない場合など、いろいろなケースがあります。また、しばしば頻尿を伴います。
その他、中枢神経の疾患、脳出血、脳梗塞、パーキンソン病の後遺症などが原因の場合や、膀胱炎や尿管結石により一時的に膀胱が過敏になっている場合もあります。
以前は治療法がしっかり確立されていなかったので、一生改善できずに尿失禁の悩みを抱えていた人も多かったようですが、現在は薬物治療などでほとんどのケースで治療可能になっています。



急に立ち上がったときや階段を上るとき、重い荷物を持ち上げたとき、咳やくしゃみ、笑ったときなどに尿失禁がおこります。腹圧性尿失禁のうち、約30%の人には切迫性尿失禁が合併しています。
膀胱や尿道の働きはほとんど正常で、骨盤底がゆるんだり膀胱や尿道が下がるために起こります。最大の原因は、出産によって尿道周囲の靱帯や筋肉がゆるむことや、出産を通して腹圧で尿を絞り出す癖がつくことにあり、「腹圧性尿失禁」の9割以上が出産経験者です。
また、女性ホルモンの低下する閉経前後は、特に腹圧性尿失禁の悪化しやすい時期です。加齢に伴う、骨盤底支持力の低下やエストロゲン欠乏からくる頻尿傾向などが、この時期の特徴です。腹圧性尿失禁は、女性特有の生理現象といえるのです。
腹圧性尿失禁も切迫性尿失禁同様、現在はあらゆる治療法がありますので、十分に治療可能な病気ですので、症状が続くようであれば病院を受診してください。

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